ちょっとしたお出かけに訪問着などを着て楽しまれているようです。
でも、ごくたまに、若い人で着物を着ている人を見かけて、
あれ?着物と帯の取り合わせがあってないなぁ、
あれじゃ、ノースリーブにマフラーしているような違和感を感じるわ。
という方も見かけることもあります。
やっぱり日本人なら、ちゃんと季節にあった着物と帯を選んで、
ちゃんと日本人らしく着こなしてほしいですね。
まあ、粋な着崩し方は例外としてですが。
これからの季節は、だんだんと夏物の着物にシフトしていく時期なので、
扱いやすい名古屋帯などを選ぶことが多くなると思います。
そこで、今回は、名古屋帯の選び方などを書いていこうと思います。
〇帯の種類。
そもそも、帯の種類っていくつあるかわかりますか?
帯の種類は、大まかに分けてですが、大体3種類。
まずは、『袋帯』
フォーマルの時に着用する帯です。
正直言って重いです。
金糸や銀糸などの糸が多量に織り込まれており、伝統文化を
これでもかと費やした一品ですから、重くなるのは必然なんですけどね。
見た目も華やかなので、婚礼などの正装にぴったりです。
つぎに、『名古屋帯』
袋帯よりも若干短く、扱い方も楽。
袋帯になる所の反対側の先の方が半分の幅に縫い付けてあるのが特徴。
着付けするのが楽なので、自分で着るときや、カジュアルに着こなしたい時など
柄によっては様々なシーンで使うことができます。
また、生地によっては浴衣に合わせることもできます。
最後は『半幅帯』
最初から最後まで幅が、袋帯の半分の幅になっているのが特徴。
カジュアルな着物にぴったり。
若い人が粋な結び方でオシャレに着こなすときには良いと思います。
浴衣で半幅帯を使う方が多いです。
外には子供用や男性用の帯などもありますが、今回は女性用のみご紹介です。
〇夏にあう名古屋帯は?
やっぱり、まずは柄でしょう。
夏なのに、雪の結晶柄や、紅葉柄の帯はやっぱり違うと思います。
持っている着物との色合いの相性で選ぶ方もたまにおいでになりますが、
そこは、ちゃんと季節に会ったような柄を選んでほしいものです。
たとえば、涼しげな川の流れのような模様などがいいでしょう。
帯の素材も大事。正絹の帯は格式が高くで良いものですが、見た目が暑そうですよね。
やっぱり、麻などの見た目も涼しげなものがよいとおもいます。
もちろん帯の着け心地も軽いですし、通気性も良いので蒸れなくていいですよね。
簡単な選び方の紹介でしたが、せっかく日本人として着物を着るなら、
見る方が不快に思うような着方をしてほしくないというのが本音ですね。
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