暖かくなってきたころに、あれ?まだここに雪が残っているのかな?と思わせるような、
白くてかわいい小さいお花をたくさん咲かせる木があります。

最初は何のお花かわかりませんでしたが、木の持ち主に聞くと『雪柳』という木でした。

あまりにもかわいい感じのお花だったので、私も育ててみたいなと思い、色々調べてみました。

このかわいいお花を皆さんも育ててみませんか?
そこで、今回は、雪柳についてピックアップしていきたいと思います。

〇雪柳とは、どんな植物?

雪柳は、バラ科の植物で、低木の種類になります。
春に小さい白い花をたくさんつけるのが特徴で、枝が細長いのでまるで柳のようだということで
雪柳という名前が付いたようです。

原産国は日本ですが、花の見ごろは3月下旬から、5月上旬までと言われています。
〇雪柳は種から育てるの?株分けで育てるの?

雪柳は、種から育てるのではなく、株分けをして増やしたものを育てるのが一般的です。
意外と雪柳は、大変丈夫な植物で、根っこを掘り出して株分けしても、しっかりと育つことができるので
素人が株分けしても、あまり問題はないと思います。

ホームセンターなどで苗で購入してきてもそんなに気を遣うことはなく育てることができると思います。

株分けや、苗の購入などに適しているのは、花の咲く前の2月から3月頃が一番いいと思います。

〇雪柳は病気になりやすい?
雪柳は、バラ科なのでうどんこ病にはかかりやすいです。
うどんこ病になった場合は、その部分をバッサリと切り落としてやりましょう。
多少大目に切り落としても、大丈夫です。

また、アブラムシも付きやすいので気を付けましょう。

〇雪柳はどんな場所が好み?

雪柳は、日当たりがすごく良くて、風が通りやすいところが大好きです。
そういう場所であれば元気よく育ち、花もたくさんつけてくれるでしょう。

あと、栄養豊富で水はけのよい土地が大好きなので、有機肥料や腐葉土をたっぷりと
揚げると元気に育ちます。

〇剪定の時期は?

雪柳は元気が良くすぐに枝がぐんぐんとあちこちに伸びてしまって、なんだかぼさぼさ頭のような
感じになってしまいます。

お花が終わったら、思い切ってバッサリと刈り取り、形を整えて風通しの良い感じに仕上げましょう。
9月中旬から10月の中旬までは、来年の花の準備をする期間なので、剪定は控えましょう。

手軽に育てることができる植物なので、園芸初心者の方でも気軽に育てることができますよ。
かわいい花を見ながら春を迎えましょう。

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