段々と温かくなると綺麗なお花が次々と咲きだします。
菜の花や、梅、桜などが代表的ですが、今回はシデコブシというお花をご紹介していきたいと思います。

〇シデコブシは、日本固有種

シデコブシは、日本固有種で、ほぼ日本でしか見ることができないお花です。
しかも、日本でも、主に岐阜県東部・南部、愛知県の尾張・三河・渥美、三重県北西部などほんの一部でしか
見ることができません。

日本でも一部でしか見ることができないので、準絶滅危惧種に指定されています。

〇シデコブシはどのような場所に生息しているの?

シデコブシは、ジメジメした湿地などが好みで、湧水のある山の裾野や丘陵地帯、小規模な川や、
水路などを好んで生育しているようです。

綺麗な水がないと生きていけないようですね。
〇シデコブシの特徴は?

モクレン科モクレン属なので、モクレンの仲間です。

お花が咲く時期は、3月から4月頃で、桜と同様に葉っぱが出る前にお花が咲きます。
お花の特徴は白や、うすピンクで、10センチぐらいの大きさのお花が咲きます。

春にはとてもいい香りをさせて開花してくれるので、人気があります。

樹の高さは、10m以上とかなり大きくなり、横にも30センチぐらい広がります。

〇シデコブシの花言葉は?

シデコブシの花言葉は友愛、友情、歓迎などです。
新築のおうちなどに植えるにはぴったりではないでしょうか?


〇家で育てることは可能なの?

シデコブシは、キチンと剪定してやれば家庭で育てることは可能だと思います。
鉢植えよりも庭などに植えたほうが良いと思います。

シデコブシ自体は、暑さにも寒さにも強いので、育てやすいと思いますよ。

水やりはなるべくたっぷり目でしてあげたほうがいいでしょう。
剪定は秋にやるのが理想です。

大きくなったら家や周りの環境に合わせて剪定してあげましょう。

害虫などは少なく、あまり病気にならないというのも特徴です。
そのかわり、開花時期には受粉のお手伝いをしてくれるミツバチや、虫たちが
よってきてくれます。

春を告げるお花を家で育ててみるのもいいかもしれませんね。

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