お雛様といえば、やっぱりみんな大好きひなあられですよね。
何にも考えずにパクパク食べちゃっていませんか?


実はちゃんと、ひなあられにも由来や意味があるのです。


紐解いていきましょう。

■お雛様は子供が遊ぶ人形だった
まず、お雛さまは子供が遊んでいたお人形が由来となります。
このことを「雛遊び」と呼びます。

■雛遊びは外でやるもの
外に人形を持ち出して、その人形に春の景色を見せてあげるという風習がありました。
それを「雛の国みせ」と言います。
そこで登場するのがお菓子とご馳走でした。
お分かりですね、そのお菓子がひな菓子の由来なのです。

■宮中の上流階級のもの
話しは奈良時代にさかのぼります。
実際に定番化してきたのは平安時代と言われていますが、
宮中の上流階級の遊びだったため、庶民には手が出ないものだった
ということが伺い知れます。

■他にも由来はある
農民がもち米を神様にお供え後、あぶって食べていたことに由来し、
京都のお菓子職人がひな祭りの歳にもち米をあぶってお供えしたから
お飾りの菱餅を砕き、油であぶったものが最初であるなど、地方によっても
諸説あります。

■色にも意味が
白緑赤の雛あられ、キレイですよね。
こちらも意味があります。
大地(白)、木々の芽吹き(緑)、生命(赤、桃)を表現しており、
さらに多い4色の場合は、四季の様子も表しているとのことです。
日本ならではの奥深いお菓子ですね。

■関東関西で違いが
やはりここにも現れました関東関西の違いのお話です。
関東は甘いポン菓子タイプ、関西は醤油やお塩のあられです。

中部地方では日本の真ん中に位置するため、両方のタイプが存在します。
中部地方の方は両方楽しめるというお得感がありますね。


さて、いかがでしたか?

3色または4色のひなあられを食すことによって、自然からの気、エネルギーを
吸収することが出来、子供達が健やかに成長することが出来るという深い意味が
あるのもこのお菓子の特徴です。


昔からお菓子は女子に欠かせないものだったのですね。

意外と知らないひなあられの由来、知ってみると面白いですね。
色を見ながら、これは生命!これは大地!と感じながら食べてみてください。

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