年が明けてしばらくすると、お雛様を飾る準備をします。

うちのお雛様は、代々受け継がれてきているような古いお雛様で、
いまだに7段飾りをしっかりと飾っています。

出し入れするのに1時間以上かかるし、
一部屋の半分が埋まってしまうので、結構大変です。

いまどきの新しいお雛様は、ガラスケースに入った、
お内裏様とお雛様のみのものが主流で、飾るのも片づけるのも楽で
いいなと思ったりもしてしまいます。

お雛様は一説には女の子一人に1つのものと言われています。

でも、女の子3姉妹だったら、3人で一つのお雛様
という感じなので、代々受け継がれてきているお雛様でもいいと思います。

まあ、お人形屋さんが儲けたいばかりにそういう噂を流したという
一説もあるので何とも言えませんね。

お雛祭りといえば、必ず出てくる料理があります。
ハマグリを使った料理です。

小さい時から私も、お雛様の時はハマグリの料理が出てきたので、
それが当たり前で、何の疑いもなく食べていました。

なんでハマグリなのか母に聞いても、いまいちちゃんとした
答えが返ってこず、しっかりとした根拠がわからないので、
調べてみることにしました。

一番よく書かれているのは、ハマグリや二枚貝は昔から女の子を意味していて、
女の美徳と幸せの象徴だからという意味があるそうです。

桜貝がきれいだから、桜貝ならわかるけどハマグリってそんなに見た目は
きれいじゃないのだけど、どこが美の象徴なのでしょうか?

なんだかまだ納得いかないと思いました。

納得いくような答えを探し求めてもう少し調べてみると、
ハマグリはしっかりと合わさっていて、ほかのハマグリの
貝殻を合わせようとしても合わないものなのだそうです。

ハマグリがしっかりと合わさるように、しっかりとした
良縁が恵まれますようにとの意味も込められているとしりました。

それなら納得です。
相性抜群の人と出会えるのであれば、もっといっぱいハマグリを
食べておけば、早く結婚できたかもしれませんね。

晩婚だったので、ハマグリ効果で、早く結婚しろとせかされることもなかったと思います。

まあ、晩婚だったけどしっかりとした、相性抜群の相手を
見つけて結婚できました。

でも一番納得したのは、ハマグリの旬がちょうど
ひな祭りあたりということでしょう。

うちも娘がいるのですが、まだまだそばにいてほしいので
ハマグリはひな祭りに出さないようにしたいと思います。

まだ、5歳だけど、お嫁に行くことを考えると
号泣しそうになるので、ハマグリ厳禁です。

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